パナソニック、SDカーナビ「ストラーダ」のスタンダードモデル4機種を発売

2018年8月27日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、SDカーナビステーション「Strada(ストラーダ)」のスタンダードモデル4機種を10月上旬から発売すると発表した。価格はいずれもオープン価格。

このシリーズはスタンダードモデルでありながら、「VICS WIDE」に対応するほか、Bluetoothオーディオ、8倍速CD録音等、充実した基本機能を搭載している。

今回のニューモデルは、年々高まるドライブの安全・安心への関心に、業界初となるゾーン30(生活道路区域内で車の最高速度を時速30キロに制限する規制)内のスピード超過警告機能などを備えた「安全・安心運転サポート」を新搭載。エリアを地図上に表示し、安全な低速運転を喚起。制限速度を超過すると、音声と地図上のアイコンで警告し、歩行者や運転者の安全をサポートする。

加えて準天頂衛星「みちびき」からの信号などを活用し、カーナビの基本である自車位置精度も一段と向上している。また、CN-RA05WD/Dは、最長3年の無料地図更新にも対応している。

また、高速道路での逆走運転への対応を強化。高速道路のSA/PAからの発進時の注意喚起に加えて、実際の逆走を検知し、音声とアイコンでドライバーに警告する。また高度化光ビーコンからの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」にも対応する。

直近の信号を青信号で通過できる場合を知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、そして赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発進遅れ防止支援」などが実現している。

ナビゲーションの位置測定は、2018年11月より稼働予定の2機を加えた計3機の準天頂衛星「みちびき」に対応。従来1日8時間の滞在時間が24時間に拡大することで、常に「みちびき」の信号を活用することができ、ビル街や山間部での測位が向上。また、高速道路の入り口等と近くを並走する一般道の高低差を、地図に収録された標高情報とマッチングさせる新アルゴリズムで、より正確に測位することができるようになっている。

その他に、オプションのドライブレコーダー「CA-DR02SD」と連携し、カーナビ本体のディスプレイでドライブレコーダーの操作や録画映像の確認ができる。 また、地図と映像の2画面表示で撮影場所の確認も可能。 駐車中も振動を検知して録画を開始し、録画された場合はカーナビの画面で告知する。夜間でもフルHD高感度録画が可能で急な明るさの変化による白飛びや黒つぶれを抑える画像補正技術(HDR)も搭載している。

さらに目的地検索ができるスマートフォンアプリ「NaviConR」に対応。最新のスポット情報をスマートフォンで検索し、情報をカーナビに転送し、ルート探索ができる機能も持っている。
 
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