2015年10月6日、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ETC2.0 の新しい高速料金割引きに対応する ETC2.0 車載器「 CY-ET2000D」を2015年11月に発売すると発表した。
ETC2.0サービスは、次世代のETCとして、従来の高速道路料金収受だけではなく、ITS技術のDSRCを組み込むことで渋滞回避や安全運転支援など、ドライバーに有益な情報を提供するサービス。さらに、国土交通省はETC2.0 の走行経路情報を利用して、道路利用を最適化するため2016年から新しい高速道路の料金割引き制度を導入することを予定している。
パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、2014年秋に発売した高速道路と一般道路の両方の交通情報が取得できる高機能モデル(品番 CYDSR140D)
に加え、高速道路の交通情報が取得できるこの製品を普及モデルと位置付けている。
ETC2.0サービスはパナソニック製のDSRC対応ナビと接続することでETC2.0 のサービスが受けられる。
アンテナは取付け角度を広角化することにより、ダッシュボード上にアンテナ取付けブラケットを置く必要がなく、フロントガラスへの設置が可能になっている。