後付けできるヘッドアップディスプレイ「LumieHUD(ルミエハッド)」を日本精機から発売

車両用メーター&ディスプレイの大手メーカーである日本精機は、2024年12月18日、従来からの自動車メーカー向けではなく、新たに一般顧客層向けブランド「moado(モナド)」を立ち上げ、その第1弾として、2025年2月下旬に後付けHUD (ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」を発売する。

現在、世界の自動車用HUD市場は、2020年から2030年間に約1300億円から約3500億円規模にまで成長すると予測されており、次世代のクルマには欠かせない存在になっている。

今後さらに普及するHUDをより多くの人に体験してもらう狙いから、現在はHUDが搭載されていないクルマでも、後から置くだけで手軽にHUDを体験できる製品を開発したのだ。

この後付けHUD 「LumieHUD」は機能を絞り込み、シンプルで使いやすい製品というコンセプトのもとで、既販売車に置き、USB電源をつなぐだけで手軽にHUDを体験できるのが特長だ。

サイズは、幅121mm、奥行111mm、高さ113mmで、多様な車種に簡単に装着できる。ディスプレイの表示距離は、ドライバー視点から1500mmで、車速(km/h)が表示される。そして「LumieHUD」のボディはブルー、グレー、アイボリーの3色から選べる。

電源は直流5VでUSB Aタイプを使用することで簡単に接続できる。また速度検知はGNSS信号を使用するため、電源以外の配線接続は不要で、手軽に車両のダッシュボード上に設置できることがアピールポイントになっている。発売時期は2025年2月下旬予定。

価格

moado LumieHUD:2万2000円(税込み)

LumieHUD 公式サイト
日本精機 公式サイト

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