個人同士のカーシェアリングサービス「GO2GO(ゴーツーゴ)」発表

株式会社IDOM(イドム)(旧ガリバーインターナショナル)は2018年11月16日、カーシェアアリングサービスの開始を発表した。現在の中心事業は自動車の買取、販売事業だが、来るMaaSの時代に向けて「GO2GO(ゴーツーゴー)」を立ち上げ、個人間カーシェアリングサービス「GO2GO」アプリの提供を2019年4月に開始する。
個人同士のカーシェアリングサービス「GO2GO(ゴーツーゴ)」発表

「GO2GO」は“近所のクルマを安心、簡単、遠慮なく使える”をコンセプトとするIDOMの新しい個人間のカーシェアリングサービス。クルマを所有するオーナーは、必要な情報をアプリに登録するだけで、 簡単に自分のクルマを他人にシェアすることができ、クルマを利用したい人はアプリ上で予約をし、決済もアプリ上で行なうというもの。

CaaSプラットフォーム推進責任者の天野博之氏がプレゼンテーションを行なった
CaaSプラットフォーム推進責任者の天野博之氏がプレゼンテーションを行なった

さらに「GO2GO」はアプリ上でのサービス完結を図るだけではなく、個人間でクルマの受け渡しが不安な人や、デジタル機器の操作が苦手な人のためにも、全国のガリバー直営約500店舗でサービスサポートを行なう体制を整えていくという。

特徴としてドライバーは1日単位の自動車保険に加入し、シェアサービスの対象は乗用車だけではなく、貨物車やキャンピングカーもサービス対象としていることなどがある。
個人同士のカーシェアリングサービス「GO2GO(ゴーツーゴ)」発表

現在のIDOM社の中心事業に新たなサービスが加わり、ユーザーがループする仕組みが新たに構築されるわけだ。

既に提供している個人売買の仲介「ガリバーフリマ」、そして月額制でBMWの新型車を選んで乗れる「NOREL」に加え、車両販売の店舗があり、これらがすべてGO2GOとの親和性が高く、お互いに送客し合える関係が成り立つととしている。
個人同士のカーシェアリングサービス「GO2GO(ゴーツーゴ)」発表

使う頻度の少ないオーナーのクルマをGO2GOに登録し、費用を稼ぐことが可能で、NORELで契約した車両をGO2GOに登録することで実質の月額負担を減らすことができること、また、新しいクルマを体験することで、所有したいと考える人には、既存の店舗で販売するなど、ひとつの企業の中でループできる仕組みというわけだ。

こうしたサービスの背景にはMaaSがあるが、そのためには高度な技術進化が必要であり、現実になるまでには、まだ少しの時間がかかる。そこでIDOMではMaaSの少し手前にポジションするCaaSというものを考え、そのサービスのひとつがGo2GOというわけだ。Car as a Serviceで、クルマに限ったサービスで、シェアリングを基本としている。

今後、アプリひとつで網羅できるように取り組んでいき、より便利に簡単に、安心してシェアアリングして行けるようにするとしている。

「GO2GO」スケジュール概要

・2018年11月27日:公式サイト開設
・2019年2月   :アプリダウンロード開始
・2019年4月   :サービス利用開始
※スケジュール詳細については11月27日開設の公式サイトをご確認ください(随時更新)

カーシェアリングサービス GO2GO 公式サイト(2018年11月27日解説予定)
株式会社IDOM 企業情報サイト

COTY
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