自動車部品サプライヤー大手のヨロズがインドに子会社を設立すると発表

ヨロズはサスペンションを中心にしたモジュールを開発・設計・製造する、ティア1企業で、国内自動車メーカーのほか、アメリカビッグ3にも供給する大手企業。その拠点は国内のほか、アメリカに開発拠点を持ち、営業・生産拠点では、北米、中国、東南アジアに展開している。

サスペンション

そして、今回急成長するインドの自動車需要を受け、かねてからの技術支援先であるJBMのグループ会社JBM Auto System Private Limited(インド共和国タミル・ナドゥ州チェンナイ市)との合併により、生産子会社を新設することとした。

総資本額は約50億円、資本金15億ルピー(約28億円相当)で平成22年12月に設立予定としている。従業員数は約300人で年間売り上げ高約28億円目標になっている。

主な事業内容は自動車サスペンション部品および、関連部品の製造販売で取引先は自動車メーカーおよび、部品製造会社となっている。

AutoProveのひとこと

ティア1企業が中国、タイからインドへの工場移転シフトが急激に進んでいる。インドでの需要に加え無関税協定国間の貿易メリットを生かし、インド→タイ/マレーシア、タイ・マレーシア→インドという部品供給ルートが確立しつつあることを示している。

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