2018年8月2日、ネクセンタイヤ・ジャパンは氷上性能を重視した乗用車用スタッドレスタイヤ「WINGUARD ice2(ウィンガードアイス2)」を9月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは13インチから18インチまでの計34サイズで、価格はオープン価格。
「WINGUARD ice2」は、「アドバンスド・ソフトコンパウンド」、「3Dサイプ」、「非対称トレッドパターン」の3つの新技術を採用し、氷上性能のさらなる性能向上を目指して開発されたノルディックタイプ(ソフトコンパウンド使用)のスタッドレスタイヤだ。
アドバンスド・ソフトコンパウンドは、新開発したソフトコンパウンドで、氷上でのブレーキ性能を向上させている。このコンパウンドは低温域でも柔軟性を失わなず、高温域ではゴムの剛性を保つ特性を持ち、氷雪路でのブレーキ性能を向上させている。
アイスバーン上の水分を吸い上げる3Dサイプは、氷雪路でもサイプ同士が噛み合うことでブロックの倒れ込みを防ぎ、ブロック剛性を確保。これにより接地面が安定し、氷雪路、ドライ路面での走行安定性、ハンドリングを向上させている。
非対称トレッドパターンは、アウト側は剛性の高い大きなブロックを採用することでコーナリング性能とグリップ力を高め、イン側は雪上でトラクション性能を発揮する横溝がメインのパターンで、アイスバーン、圧雪路のいずれでもグリップ力を高めている。