【ミシュラン】コンパクトカーからSUVまで幅広く履ける最新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」誕生

日本ミシュランタイヤは、従来のクロスクライメート2の後継となる新オールシーズンタイヤ「CROSSCLIMATE3」を10月1日より順次発売すると発表した。サイズラインアップは16インチから20インチの全35サイズで、価格はオープン価格。

オールシーズンタイヤで初となるスポーツ性能を備えた「CROSSCLIMATE 3 SPORT」も10月1日から順次発売する。18インチ~21インチの全27サイズで、価格はオープンプライス。

いずれのタイヤもオールシーズンタイヤの激戦区であるヨーロッパで開発され、生産もヨーロッパで行なわれる。

クロスクライメート 3

新製品「クロスクライメート 3」は、夏の大雨や冬の急な降雪など、予測しづらい天候にも対応できるオールシーズンタイヤで、従来のクロスクライメート 2の後継モデルだ。

タイヤラベリング制度で、シリーズ初の転がり抵抗性能「AA」と「A」を獲得(AA:10サイズ、A:25サイズ)、ウェットグリップ性能で「B」を獲得している。

対象車種は、コンパクトカー、SUV、ハイブリッド、EVまで幅広い車種に適合する。

コンパウンドは従来と大きな変更はないが、パターンは従来よりブロック幅を縮小し、ブロックピッチを増やし、接地面内のブロックエッジを増加させ、スノーグリップ性能の向上を図っている。

また排水性能を向上させるためVシェイプのトレッドパターンにセンターグルーブを新採用している。

ブロック配列を工夫することで不快な周波数帯の音を効果的に低減し、静粛性が大幅に向上。同時に、トレッド面に均一的な接地圧分布を確保し、接地面を安定させることで高い耐摩耗性能を実現している。

クロスクライメート 3 スポーツ

クロスクライメート 3 スポーツは、オールシーズンタイヤでありながら、スポーツタイヤに匹敵する高速安定性とハンドリング性能を備えているのが特長で、特にヨーロッパ市場での要求に応えるタイヤだ。もちろんオールシーズンタイヤとしては初のカテゴリーだ。

ハンドリング性能を高めるためにパイロットスポーツで採用されているタイヤ構造材であるアラミドとナイロンを組み合わせた軽量・高剛性なハイブリッドキャッププライを採用。さらに新開発されたトレッドコンパウンドによりクロスクライメート初のウェットラベリング「a」を獲得。

ドライ路面はもちろん、急な雨の日でも雪の日でも安心感を持って、ドライビングプレジャーを味わうことができる。また、静粛性に優れており、季節を問わず快適な走行体が可能だ。さらに、転がり抵抗ラベリング「A」を確保し、環境にも配慮した持続可能なタイヤとなっている。

トレッドパターンは、排水性、排雪性向上のため、Vシェイプ・トレッドパターンにセンターグルーブを採用。従来品よりもブロック幅をより細かくすることで、ブロックピッチを増やし、接地面内のブロックエッジを増加させ、スノーグリップ性能の向上を図っている。

外見では、サイドウォールに「フルリングプレミアムタッチ」を採用し、深みのある上質な黒さを実現。タイヤをより黒く美しく見せることで上質差を感じることができる。

クロスクライメート 3

クロスクライメート 3 スポーツ

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