日本ミシュランは、同社で5年半に渡って社長を務めたポール・ペリニオ氏が2021年4月1日に東アジア・オセアニア地域の乗用車・商用車ビジネスのセールスダイレクターに転任し、その後任として須藤元専務執行役員が社長に就任したことを4月13日発表しました。
須藤新社長は、これからの日本ミシュランが目指すのは「すべてを持続可能に」をテーマに、よりサスティナブルなタイヤの開発、トラックなど商用車のタイヤに関するオンライン管理システムなどIoT化の推進、廃タイヤの利用拡大、新たに開発された金属3Dプリンターの採用拡大などを推進していくと語っています。
金属3Dプリンターは、すでにフランス本国ではタイヤ製造用の複雑な形状の金型製造に使用され、コスト低減を果たしています。日本では大田工場に導入し、稼働を目指すとともに、この技術の販売も視野に入れています。