日本ミシュランタイヤは2019年8月27日、公道も走れるサーキット用スポーツタイヤ「ミシュラン パイロット スポーツ カップ2R」を9月6日から発売すると発表した。サイズは20インチと21インチの各1サイズで、価格はオープン。
製品概要
このウルトラ・パフォーマンス・タイヤは、世界中の様々なレースで培われた最新技術を投入し、世界の名だたるスポーツカーメーカーと共同開発した「パイロット スポーツ カップ2」をさらに、ドライグリップ性能を向上させ、スーパースポーツカー専用のサーキット向けタイヤだ。しかも公道も走行できるタイヤだ。
高いドライグリップを確保するためにモータースポーツ由来の新配合を採用。内部構造の最適化により、さらなるタイヤ剛性の向上を実現している。そしてサーキット走行を前提としたトレッドパターンを採用し、接地面積を最大化している。
レースの世界からフィードバックされた技術を採用することで、傑出したドライグリップ性能を持ち、サーキットにおけるドライビングプレジャーと、ラップタイムの更新を両立させている。その上、ベルベットのような高級感のある手触りを実現する、ミシュラン独自の金型加工技術「プレミアムタッチ」が、走行性能だけでなく外観からもクルマのポテンシャルの高さを強調している。
なお、このタイヤはニュルブルクリンク・ノルドシェライフェ(北コース)で、ポルシェ911 GT2 RSで6分40秒3、911 GT3 RSで6分56秒4などの最速ラップタイムを記録している。