日本グッドイヤーは2024年1月29日、環境性能と走行性能を高次元でバランスさせるため最先端のテクノロジーを投入したウルトラ・ハイパフォーマンス・スポーツタイヤ「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグルF1 アシメトリック6)」を3月1日から発売すると発表した。全19サイズで、価格はオープンプライスとなっている。
「EAGLE F1 ASYMMETRIC」シリーズは、多くのプレミアムカーにも純正採用されているスポーツ系のプレミアム・タイヤだ。
今回発売されるEAGLE F1 ASYMMETRIC 6は、脱CO2を視野に入れ、ヨーロッパで開発され、環境を意識し耐摩耗性や低燃費性能を重視しているだけではなく、長年のモータースポーツで培った技術を投入することで高次元の走行性能を実現している。
また成長しつつある電気自動車に求められるグリップ性能、ブレーキ性能、静粛性、低転がり抵抗性能をすべて満足させる高い資質を備えているのだ。
具体的にはドライ路面でのグリップ性能を向上させるために、ドライコンタクトプラス・テクノロジーを採用。加減速やコーナリングでの負荷の変動に対して最適な接地面形状を実現。ステアリング応答性やブレーキ時のグリップ力を高めている。
またウエット路面でのブレーキ時にはトレッドゴムの柔軟性を高める新樹脂配合コンパウンドを採用し、ドライ路面はもちろん、ウエット路面でのグリップ力を向上させている。
静粛性では、メインのリブ横溝を従来より細くしたことで共鳴音を低減させ、さらにショルダー部にはチャンファー(面取り)加工することで接地面での叩き音を低減させている。
転がり抵抗の低減のためには、タイヤの軽量化、新樹脂配合コンパウンドの実現の他にサイドウォールをラウンドに形状することで空気乱流の発生を低減させている。