2017年10月4日、富士通テンは、最先端の安心を追求した、ドライブレコーダー内蔵「録ナビ」をはじめ、「ECLIPSE(イクリプス)」カーナビゲーションシステム「AVN」の新商品4シリーズ(D:ドライブレコーダー内蔵、S:通信ユニット同梱、R:ベーシック、Lite)8機種を11月上旬に発売する。
これらの新商品は、2016年に発売した現行モデルの特長を継承するとともに、ユーザビリティや機能の向上を図っている。
2018年モデルで進化した点(D、S、Rシリーズ)は、メニューや地図画面におけるフリック&ピンチ操作時のレスポンスを向上したこと、目的地の誤設定やディスプレイクローズの誤操作を防止する親切なインターフェースの採用、目的地設定方法に緯度経度検索を追加し、初期探索時よりスマートICを考慮したルートを提示するなどだ。
ドライブレコーダー内蔵のDシリーズは、前方だけでなくバックアイカメラで後方も記録。信号待ちや渋滞中における後方からの追突など、車両後方に関する不安を軽減できる。また前方カメラと同様に「常時記録」、「イベント記録」「手動記録」の3つの記録に対応している。
フロント・カメラの取り付けは、フロントガラスにカメラだけを取り付け、本体とカメラは分離型で視界良好だ。ドライブレコーダー本体はAVNに内蔵し、GPSアンテナやマイクをAVNと共用しているため、追加で取り付けるのはカメラのみになる。
ナビ画面はナビとオーディオが融合し、必要な情報が一目瞭然の一画面にレイアウトされる。
案内に必要な道路や文字を目立たせつつも、シンプルで見やすい画面に仕上げている。直感的に機能や操作をイメージできるシンプルなイラストやアイコンを随所に採用し、扱いやすさを向上している。
本体には高性能トリプルコアCPUを搭載し、動画を再生しながらのナビ操作など高負荷がかかる処理もスムーズに行なうことができる。
地図のピンチ操作(拡大・縮小)ではより滑らかに縮尺が切り替わるよう、また、メニュー画面では軽快な操作でページが切り替わるよう、改良が加えられている。
デイスプレイのデザインは、車両のインパネ形状に操作性が左右されないように、デザイン性と操作性を両立させ、極限まで操作ボタン部の突出を抑えた設計を採用している。
同梱の通信ユニットやスマートフォン(Wi-Fiテザリングが必要)を介して「AVN」とセンターサーバーをつなぎ、イクリプスならではの「つながるサービス」が可能になる。自動地図更新など「つながるナビ」機能を通信ユニットやWi-Fi接続で利用可能となる。