【富士通テン】カーナビ2012年夏モデルは9型大画面と市販初の「クルマでDS」対応

イクリプスAVN-ZX02iの画像
↑新たなフラッグシップモデルとなる「AVN-ZX02i」

2012年5月16日、富士通テンはECLIPSE(イクリプス)ブランドのカーナビゲーションシステムの2012年夏モデルとして、計6機種のメモリーナビを発表した。その中でも「AVN-ZX02i」は業界最大級の9型大画面による迫力がセールスポイントで、操作性・視認性も向上している。また「AVN-Z02i」を含む2機種は市販ナビでは初めて「クルマでDS」に対応。さらにiPhoneでの動画再生や、SDメモリによる持ち込み音楽データ再生にも対応する。

「クルマでDS」対応機能ではニンテンドーDSと上記2機種をつなぐことでカーナビの位置情報とDSが連携し、手書き入力での目的地検索や設定など、DSならではの簡単な操作が実現。さらにご当地キャラクターが全国各地の有名スポットを紹介してくれる「観光案内」や、子どもから大人まで楽しめる「ご当地クイズ」も提供する。

さらに「AVN-ZX02i」と「AVN-Z02i」については、直射日光補正LSI「Vivid View Processor(ヴィヴィッド・ビュー・プロセッサ)3」を搭載。これは前面部に設置したセンサーで感知する光量に応じて、色や明るさの濃淡の段階やコントラストを自動補正。太陽光などによる反射で画面が白っぽく見えにくくなるという問題を解消している。またiPhoneのカメラ映像に目的地の方向や、右左折情報などの案内をナビ画面に表示するアプリケーション「Driview(ドライビュー)」にも初めて対応。実際の映像にナビ情報を重ね合わせることが可能になっている。さらにスマートフォンのようなフリック操作やドラッグ操作に対応。素早いスクロール動作にもしっかり追従してくれる快適さも備えている。

ECLIPSEカーナビ2012年夏モデルの画像
↑AVN-ZX02iには車種別専用キットも用意。写真はヴェルファイア用

次に「AVN-V02BT」と「AVN-V02」については、上位モデルの使いやすさを踏襲したコストパフォーマンスに優れた2機種だと言える。こちらにもVivid View Processor3が搭載されて視認性を大幅に改善。マップオンデマンド対応で、地図更新の利便性も向上している。

そして「AVN112MBC」と「AVN112M」は、高精細ワイドVGAディスプレイの採用で、簡単に使いやすいエントリーモデルとしての役割が期待される。このクラスでは初採用のディスプレイで、細い道路や小さな文字でもくっきり見えるのがメリットだ。また道幅5.5m未満の細い道(細街路)の規制データも収録。また純正ステアリングリモコンに接続可能で、メーカー別プリセットで幅広い車種に対応しているのも便利だ。もちろん最新地図データを搭載しており、新東名高速道路にも対応している。

なお、機種一覧と価格、発売時期については以下の通り。

イクリプスECLIPSEカーナビ2012年夏モデルの画像

ECLIPSEカーナビ2012年夏モデルの画像

富士通テン公式ウェブ

ページのトップに戻る