2015年9月30日、富士通テンは富士通とともに10月5日~9日にかけてフランスのボルドーで開催される「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に共同で出展すると発表した。
「ヒューマンセントリックなインテリジェントモビリティの実現」をテーマに、位置情報活用クラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(スペーシオウル、)」や、クルマ・走行環境・ドライバーなどの情報を収集する「Mobility Recorder」、ドライバーの視線検出などの「ヒューマンセンシング技術」を組み合わせた、クルマ社会における富士通グループのICTソリューショをプレゼンテーションする。
■位置情報活用サービス
・都市の交通機関における人やクルマなどの位置情報をリアルタイムに蓄積・解析し、気象やイベントなどの外的要因による変化を予測した最適な交通管理施策の検討や、警備員の配置指示、周辺施設によるマーケティングなどへの活用。
・パトロールカーなどの車両からのプローブ情報や交差点に設置されているカメラの画像分析による交通情報の生成・提供により、スピーディでコストを抑えた交通状況の見える化を実現する都市道路管理のサービス。
・歩行者や自転車利用者が電車・バスなどの公共交通機関を使って都市を移動する際の、出発地から目的地までの快適なルートを提供し、公共交通の利用を促進するサービス。
■車載基盤技術のプレゼンテーション
・クルマの情報がクラウドにつながることにより、安心・安全・簡単・便利で、人に合わせて進化するクルマの実現構想。
・クルマ、走行環境、ドライバーの情報を常時収集し分析することで、様々な予測やサービスを実現するクルマのIoT基盤。
・富士通研究所が開発したドライバー向け視線検出技術を活用して、安心・安全に貢献するクルマのインターフェースとクラウドサービスをデモンストレーション。