フランスのグローバル・サプライヤーのフォルシアは2022年2月9日、ドイツの自動車部品メーカーのヘラー社を1月末に買収し、「フォルヴィア・グループ」として新たなスタートを切ったことを発表した。
フォルヴィアは、毅然として前（Forward）を向き、道路あるいは道（VIA）におけるモビリティの推移を推し進めることへの決意を表しており、その動きと必要な機敏性、そして新たに統合されたグループのコミットメント、自信、行動力を象徴しているという。
フォルシア最高経営責任者のパトリック・コラーCEOは、「私たちはフォルヴィアとなりました。この新しい名称は、フォルシアとヘラーのブランドの核となる要素を反映しており、私たちの共通の目的である”インスパイアリング・モビリティ（モビリティに新しい風を吹き込む）”をよく表しています。この新しいグループでは、40カ国以上で15万人の才能ある社員がひとつつのビジョンに触発され、ひとつつの声で話し、ひとつのチームとして働いています。フォルヴィアとして、私たちは今日と未来の世代のために、安全でサステイナブルな、先進的でカスタマイズされたモビリティを作り出していきます」と語っている。
なお、フォルヴィア・グループの下で、今後も両社はFaurecia SE、HELLA GmbH & Co. KGaAという法的名称を維持する。両社はフォルヴィアの名称でコミュニケーションを行ない、製品の販売および流通は、引き続き現在のブランドで行なわれることになっている。
フォルヴィア・グループはグローバル・サプライヤーとして第7位というポジションを確保している。
