2018年5月9日、世界有数の自動車用シート、内装部品などのサプライヤーであるフォルシア・ジャパンは、自動車のシート、インテリア、排気ガスクリーン化の技術開発拠点を横浜市に開設したことを発表した。
フォルシアグループは、この新拠点を軸にして存在感を高め、顧客とより親密な関係を築くとともに技術提携を確立させることで、Smart Life on Board、Sustainable Mobility(持続可能なモビリティ)に関する技術開発加速させるとしている。
フォルシア・ジャパンのオリバー・フィドリーCEOは、
「この度、新しい施設ならびに技術開発拠点の開設という日本におけるフォルシアの重要な節目を迎えることとなりました。最新技術を導入した施設に、弊社のビジネスや技術に関するすべての取り組みを集約させ、お客様との、より緊密な関係の構築に役立てていきたいと考えております。弊社はこれからも、日本の各自動車メーカーとの関係を強化し、Cockpit of the Future(未来のコクピット)、パワートレーンの電動化を重点に置いた技術変革に邁進してまいります」
と語っている。
フォルシア・ジャパンは1996年に日本市場へ本格的に進出をして以来、京都工芸繊維大学などの教育機関との提携や二社の合弁会社と連携し、日本のさまざまな自動車メーカーとビジネスを展開している。