住友ゴムグループのファルケンタイヤ・ヨーロッパは2024年11月27日、ドイツで開催された「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NURBURGRING LANGSTRECKEN SERIE:通称NLS)」(全8戦)のシリーズ獲得ポイントで争われるNLS Speed-Trophy部門でシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
ファルケンモータースポーツチームは、「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」の最高峰クラスであるSP9 Proクラスへ2023年と同様にポルシェ 911 GT3R3号車と4号車の2台体制で2024年シーズンに臨んだ。
今季、4号車は開幕戦と「ニュルブルクリンクQFレース(正式名称:ADAC 24H Nurburgring Qualifiers)」での2勝を含む合計3勝をマーク。第2戦でも3位表彰台を獲得し、チームにとって初のNLS Speed-Trophy部門のシリーズチャンピオンを獲得した。
また、3号車も後半戦で2勝を挙げ、ファルケンモータースポーツチームとしては過去最多勝利数となる年間5勝を記録。チームの総合力の強さとFALKENファルケンタイヤのグリップ性能と耐摩耗性能の高さを示すシーズンとなった。
ファルケンタイヤは1999年からニュルブルクリンクの24時間レースに25年間参加しており、ファルケンタイヤヨーロッパは、「ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:ADAC RAVENOL 24h Nurburgring)」と2028年までパートナーシップ契約を延長した。このパートナーシップの延長は、モータースポーツに対するファルケンの長期的なコミットメントと熱意を裏付け、この協力関係により、世界で最も厳しい条件下のレースでイノベーティブな技術開発とイベントの更なる発展に取り組むとしている。