住友ゴムは2024年9月10日、ファルケンタイヤ・ブランドでニュルブルクリンク24時間レースに参戦して25周年になったことを記念したYoutube動画を公開した。
住友ゴムは1999年に、ファルケン・ブランドのカラーに塗られたR33型スカイラインGT-RのグループN仕様でニュルブルクリンク24時間レースに初参戦し、総合6位に入賞している。
2000年からはGTカテゴリーのスープラで出場し、2001年から2005年はR34型スカイライン GT-Rで出場。2014年からはGT3カテゴリーのポルシェ911 GT3Rにマシンをチェンジし、2015年のレースでは、過去最高ポジションの総合3位に入賞している。
その後もファルケン・モータースポーツとしてドイツ・チームのポルシェ911 GT3Rの2台体制でニュルブルクリンクに挑戦し続けている。
住友ゴムは、ダンロップ・ブランドを使用できないため、ヨーロッパ、アメリカ市場ではファルケン・ブランドを使用してタイヤを販売しており、ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を通じてスポーツ・タイヤとしてのブランド認知度を高める役割を重視している。
今回の動画では、主としてレースタイヤを開発するモータースポーツ部のエンジニアにフォーカスし、ニュルブルクリンク24時間レースの意義を前編、後編に分けて語っている。
FALKENタイヤの軌跡~99年から続くニュル24時間レース参戦の歴史~(前編):