2018年3月12日、クラリオンの車載用HMI(Human Machine Interface)「Quad View(クワッドビュー)」が、「IAUDアウォード2017」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)をソフトウェア/システムデザイン/ウェブデザイン/インタラクションデザイン部門で受賞下と発表した。表彰式はドイツ・ミュンヘンで3月9日行なわれた。
「IAUDアウォード」は、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が2010年から主催する、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、一人でも多くの人が快適で暮らしやすい UD(ユニバーサル・デザイン)社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人を表彰するもの。
「Quad View」は「ナビゲーション、オーディオ、ツール、アプリケーション」の4種類の情報(コンテンツ)を1画面に同時表示する機能で、クラリオンのカーナビ「NXV977D」などに採用されている。その特長は4種のコンテンツで構成されたHMIで、各エリアごとにそれぞれテーマとなる色を持たせることにより、各エリアのレイアウトが把握しやすいように工夫をしている点だ。ユーザーの好みに合わせた画面レイアウト表示と直感操作を可能にし、運転時における様々な状況下でも適切にコンテンツを制御することで、安全で快適に使用できるHMIとなっていることが評価された。