2015年9月10日から、ボッシュ・ジャパンの渋谷本社の1階に「cafe 1886 at Bosch」がオープンした。このカフェはボッシュ製品のショールームが併設されており、ボッシュの歴史を紹介する居心地の良いカフェエリアとなっている。
このカフェでは上質なコーヒーとオリジナルサンドウィッチを含む、バラエティ豊かなメニューが取り揃えられ、もちろん誰でも利用できる。渋谷駅から徒歩5分という立地だ。
ちなみにカフェの名称になっている「1886」とはボッシュ社がシュトゥットガルトで創立された年を意味し、ボッシュの129年の歴史や伝統と、最新のテクノロジーをアピールする狙いがある。
日本ではボッシュというブランドは、自動車の世界ではよく知られてるが、それ以外にも産業機器、エネルギー、建築分野、家庭用電化製品など消費財の分野も展開している。しかし、日本ではこれらの他分野では先進国の中でもブランド認知度が低いのが現実だという。
そのため、カフェを通じてボッシュのブランド認知度を高め、企業文化を幅広い人々に知ってもらおうということで、カフェをオープンした。ちなみにこれはボッシュグループの中でも世界初の試みだという。
カフェのオープンに合わせ、カフェとショールームで利用できる専用のスマホ・アプリ(Bosch Nextモバイルアプリ)も配信する。
グループの日本法人であるボッシュの代表取締役社長ウド・ヴォルツ氏は、「日本においてこのようなブランド強化のイニシアチブをとることができたことを大変嬉しく思っています。カフェとショールームでの体験、そしてアプリの導入を通じ、日本の皆様にボッシュというブランドを楽しく、面白く、そして身近に感じていただける場所になってほしいと思っております。ボッシュの精神が詰まったカフェとショールームへ多くの皆さまのご来場をお待ちしております」と語った。
高い品質、革新、伝統、そしてわくわくするような製品・サービスの提供を追求するボッシュは、カフェにおいても高いクオリティを目指し、心地よい時間を過ごすことができるよう、各業界で活躍中のクリエーターたちとのコラボレーションにより、上質なカフェとしている。
コーヒーは銀座「トリバコーヒー」のオリジナルブレンドを焙煎。各種コーヒードリンク、ドイツのビールやワインなども提供される。フードメニューは銀座の人気フレンチレストラン「Mardi Gras(マルディグラ)」のシェフが「cafe 1886 at Bosch」のために考案したオリジナル・グルメサンドウィッチを始めドイツ・シュトゥットガルトの伝統的な軽食やデザートにヒントを得た「クレープ入りスープ」や「ベイクドアップルドーナツ&バニラアイス」なども用意されている。
cafe 1886 at Bosch サイト: http://www.bosch-cafe.jp/
カフェ名称:「 cafe 1886 at Bosch」
住所:東京都渋谷区渋谷3-6-7(渋谷駅から徒歩5分)
オープン日:2015年9月10日(木)
席数:85席
営業時間:月曜日~金曜日 8:00~22:00 土曜日 11:00 ~22:00
日曜日・祝日 11:00~20:00
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