ボルグワーナーは内燃機関技術のリーダーから、eモビリティのリーダーへと変貌のためロゴマークも変更

グローバル・サプライヤーのボルグワーナーは2023年6月7日、同社の掲げるチャージング・フォワード(Charging Forward)戦略の推進、eモビリティ事業に、より重心を移すことを表現した新ロゴを発表した。

新ロゴは、ボルグワーナーのeモビリティの推進を視覚的に表現しており、ボルグワーナーの長く誇り高い歴史に新たな1ページを刻むものと位置付けられている。

このロゴマークの変更は、じつに30年以上ぶりに行われることになる。

ボルグワーナーは2021年3月にチャージング・フォワード戦略を発表し、目標達成に向けて着実に前進しているが、2025年までに売上高の25%以上をEV事業が占めるという目標を掲げている。そのためEVの主要構成部品の2025年における売上高目標は、30億ドルに達する見込みだ。

ボルグワーナーのeモビリティ用の製品

さらに、EVに特化した積極的なM&Aを展開しており、バッテリーパック、電気モーター、パワーエレクトロニクス、直流急速充電の分野で、5件の企業買収を行なっており、当初の計画を前倒ししている。

ボルグワーナーのフレデリック・リサルドCEO

「今こそ、新しいロゴを発表する絶好の機会です。ボルグワーナーを従来の内燃機関技術のリーダーから、eモビリティを含むモビリティのリーダーへと変貌させるために当社のチームが成し遂げた大きな進歩を意味するシンボルとなります」と述べている。

そしてボルグワーナーは、基幹製品の開発・生産力の強みを活かし、eプロダクト(EVおよびハイブリッド製品等既存製品)の売上高を2025年に56億ドル、2027年に100億ドル以上にまで拡大する計画を発表した。2023年のeプロダクト事業の売上高は23億ドルから26億ドルを見込んでいる。

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ボルグワーナー 公式サイト

COTY
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