2017年9月5日、曙ブレーキ工業は9月14日からドイツ・フランクフルトで開催される第67回フランクフルトモーターショー出展すると発表した。
出展される製品では、高性能車両用に新たに開発した対向ピストンタイプの10ポット・ブレーキキャリパーと8ポット、4ポット・ブレーキキャリパーのプロトタイプが注目される。
アケボノはすでに10ポット、6ポットの対向ピストン式ブレーキキャリパーを欧州自動車メーカーに供給しているが、今回展示する10ポット・ブレーキキャリパーのプロトタイプは、高性能スポーツカーをターゲットにした新開発の小型軽量ブレーキキャリパーだ。
新たに8ポット、4ポットのブレーキキャリパーを加えることで、今後、欧州ビジネスをさらに強化するための高性能車両用製品ラインアップを出展する。
この他に、高性能量販車用10ポット、6ポットブレーキキャリパー(欧州自動車メーカー向け量産品)、モータースポーツ用のF1マシン用ブレーキシステム、世界耐久選手権レース用ブレーキキャリパー、ニュルブルクリンク24時間耐久レース用ブレーキキャリパー、高性能車両用オポーズドタイプ電動パーキングブレーキ(プロトタイプ)なども出展される。