2017年3月16日、曙ブレーキは2017年のモータースポーツ活動として、F1グランプリに参戦するマクラーレン・ホンダ、GAZOOレーシングのWEC、ニュルブルクリンク24時間レース参戦車RCをサポートすると発表した。
■ F1グランプリ
2007年からマクラーレンチームへオフィシャルサプライヤーとしてブレーキを供給してきた。2014年にはパートナーシップ契約を強化し、マクラーレンチームのテクノロジーパートナーとなっている。マクラーレンとの協力体制は2017年で11年目を迎える。新型マシン「MCL32」のリヤウイングの内側には、「akebono」のロゴが貼られ、2017年も引き続きテクノロジーパートナーとして、ブレーキ技術の開発とパーツ供給を行なう。
・チーム名 : McLaren-Honda (マクラーレン・ホンダ)
・車両名 : MCL32
・提供部品 : ブレーキキャリパー、マスターシリンダー、ブレーキバイワイヤ油圧ユニット
■ FIA世界耐久選手権(WEC)
2013年からトヨタチームにブレーキキャリパーを供給しており、2017年は改良型「TS050 HYBRID」にブレーキキャリパーを供給する。
・チーム名 : トヨタGAZOOレーシング
・車両名 : TS050 HYBRID
・提供部品 : ブレーキキャリパー
■ニュルブルクリンク24時間耐久レース
世界でもっとも過酷といわれるツーリングカー耐久レースに、2010年からGAZOOレーシング「レクサス LFA」向けにブレーキパーツを供給してきた。2017年の第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レースでは「レクサス RC」にブレーキを供給する。
・チーム名 : トヨタ GAZOOレーシング
・車両名 : レクサス RC
・提供部品 : ブレーキキャリパー、ブレーキパッド