曙ブレーキは2019年10月21日、「第46回東京モーターショー2019」に世界初となる新構造のブレーキ・キャリパーなどを出展すると発表した。
出展概要
今回初めて出展する注目製品は、クルマの電動化に対応し、地球環境保全に配慮した新構造タイプのブレーキキャリパーだ。
世界初の構造を採用したブレーキキャリパーは、素材にアルミを採用し最大30%の軽量化を実現。車両の燃費向上に貢献するとともに、既存製品に対してブレーキパッドの偏摩耗を1/5程度低減させている。また、車両搭載性やデザイン性も考慮した画期的なフローティング式ブレーキ・キャリパーだ。
この製品にモーターギヤユニットを組み込んだ、新構造電動パーキングブレーキキャリパーも初出展する。その他では中・小型トラック用電動パーキングブレーキキャリパー、電動パーキングドラムブレーキに加え、まだ世界的に実用化されていない「電動サービスブレーキキャリパーも初出展する。