2018年3月15日、アケボノブレーキは2018年のモータースポーツ活動計画を発表し、これまで同様にマクラーレンF-1チームにブレーキを供給するなど、グローバルにモータースポーツ活動を展開する。
■F-1
アケボノは2007年からマクラーレンチームへオフィシャル・サプライヤーとしてブレーキを供給している。2014年にはパートナーシップ契約を強化し、マクラーレンチームのテクノロジーパートナーとなっているが、2018年も引き続きテクノロジーパートナーとして、ブレーキ技術の開発を行ないながらマクラーレンチームをサポートする。
チーム名 : McLaren (マクラーレン)
車両名 : MCL33
提供部品 : ブレーキキャリパー、マスターシリンダー、ブレーキバイワイヤ油圧ユニット
■FIA世界耐久選手権(WEC)
世界耐久選手権に参戦しているトヨタチームには、2013年からブレーキキャリパーを供給している。今回のWECは変則的なシーズンイヤーで、2018年5月に開催される第1戦スパ・フランコルシャン6時間レースから2019年6月に開催される第8戦ル・マン24時間レースの2年にわたるシーズンとなり、改良型「TS050 HYBRID」にブレーキキャリパーを供給する。
チーム名 : TOYOTA GAZOO Racing
車両名 : TS050 HYBRID
提供部品 : ブレーキキャリパー
■ニュルブルクリンク24時間耐久レース
世界でもっとも過酷と言われるツーリングカー耐久レースのニュルブルクリンク24時間レースに、アケボノは2010年からGAZOO Racing 「LEXUS LFA」向けにブレーキパーツを供給してきた。2018年の第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースでは、SP-PROクラス(予定)の「LEXUS LC」にブレーキを供給する。
チーム名 : TOYOTA GAZOO Racing
車両名 : LEXUS LC
提供部品 : ブレーキキャリパー、ブレーキパッド