【JMS2025】BYDはEV世界最速496.22km/hのベース車となった「ヤンワン・U9」の展示を発表[出展情報]

BYDジャパン・グループは2025年10月15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2025」(10月29日~11月9日)に出展する車両について追加発表した。

今回は、商用車部門のワールドプレミア(1台)と乗用車部門のジャパンプレミア(3台)を発表した。残る乗用車部門のワールドプレミアと商用車のジャパンプレミアについては10月22日に公開する予定となっているが、乗用車のワールドプレミアは噂の軽EVプロトタイプと推測できる。

乗用車
乗用車部門では、レンジエクステンダー・タイプのPHEV「シーライオン 6 DM-i」が登場する。

長大な航続距離を実現するシーライオン 6 DM-i

EVの航続距離に対する不安を払拭するPHEVモデルを日本初公開する。BYDは2008年に世界に先駆けてPHEVの量産化に成功。「SEALION 6 DM-i」は、BYDが蓄積してきた技術の集大成である高効率なバッテリー、電気モーターと、世界最高の熱効率を誇る1.5LのNA(自然吸気)エンジンを組み合わせたBYD独自の DM-i (Dual Motor Intelligence)システムを搭載。

世界のEV、PHEVをリードするBYDらしく、バッテリーへの充電と発電を主目的とするエンジンを高度に協調制御しながら、経済的で爽快な走りを実現している。

ミッドサイズのEV「ATTO3」は、2025年春に開催された中国・上海ショーで、主に内外装を刷新した改良型「ATTO 3」がデビューした。今回のジャパンモビリティショー 2025では、国内販売の開始に先駆けての公開となる。

そしてBYDのフラッグシップ・ブランドである「仰望(ヤンワン)」ブランドのスーパースポーツカー「U9」も日本で初めて展示される。、2025年9月にはベースモデルをさらにチューニングした「U9 Xtreme」で、EVの世界最速記録となる496.22km/hを記録したほか、世界のスーパーカーがコースレコードに挑戦するニュルブルクリンク北コースで7分を切るタイムレコードを記録するなど、EVスーパーカーとしての新境地を拡大している。会期中は、「U9」の電子制御アクティブサスペンション(DiSus-P)の性能をアピールするダンスパフォーマンスが予定されている。

商用車
BYD商用車部門は、2025年1月に開催したBYD事業方針発表会で公表した新しい電気トラック「T35」を世界初公開する。

「T35」は、NEV(新エネルギー車) で世界をリードするBYD独自の最先端技術で、日本市場での使用を考慮したモデルだ。今回の初披露では、「T35」のアルミバン仕様と平ボディ仕様の2モデルを公開する。

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