日本自動車工業会は2024年9月20日、幕張メッセ(千葉県)で開催する「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(ジャパンモビリティショー・ビズウィーク2024)」(2024年10月15日~18日)のプログラム内容を発表した。
ジャパンモビリティショーは、従来の東京モーターショーに代わるモビリティ・イベントとして2023年10月26日~11月5日に開催された。そして2024年のジャパンモビリティショーはビジネス・イベントとして開催されることになった。
日本自動車工業会は、今回から開催されるビジネス・イベントの「ジャパンモビリティショー・ビズウィーク」と、前年同様のモビリティ・ショーケース・イベントを隔年で開催することにしている。
今回初開催となる「ジャパンモビリティショー・ビズウィーク 2024」は、エレクトロニクス、デジタルイノベーション展である「CEATEC 2024」と共催のスタイルで、未来を創る仲間づくりの場と位置づけ、自動車産業=モビリティ関連事業者、エレクトロニクス、、IT企業、スタートアップ企業の交流の場となることを目指している。
会場の幕張メッセでは、ブース出展、ビジネスマッチングプログラム、未来モビリティ会議の3つのプログラムを実施する。もちろん一般も無料で入場できる。
ブース出展では、日本のモビリティ産業とスタートアップが未来を「共創」する空間とし、スタートアップ150社(予定)、事業会社58社が同じ空間に出展する。
また、自動車工業会会員メーカーによる合同展示として、「All roads lead to the future. -それぞれの道から、カーボンニュートラルな未来へ。-」と題し、CO2削減のための様々な技術を採用した乗用車、商用車、2輪車を展示する。
その他に、各企業との「ビジネスマッチングプログラム」を実施する。会場では、商談を行なうビジネスマッチングスペースなどにより、企業同士が繋がる場を提供する。会場ではより有効な商談ができるよう、それぞれのシーズ・ニーズ・事業課題を事前に把握できるオンラインコミュニケーションツール「Meet-up Box」も用意されている。
「Meet-up Box」には、現時点でスタートアップ214件、事業会社332件の登録があり、9月20日からは、登録された各社の情報が公開されており、興味のあるプロジェクトへ個別にコミュニケーション、商談予約ができるようになっている。
さらに、会期後も稼働を続けることで、オンライン上でのマッチングを継続し、途切れることなく未来へ向けた事業共創のサポートも行なうことになる。
そして会期中は、特設ステージで次世代モビリティ社会の実現に向け、モビリティの未来について発信する「未来モビリティ会議」が開催される。主なテーマは、カーボンニュートラル、モノづくり、付加価値創造などのパネルディスカッションが行なわれる。詳細は公式サイトを参照。
「ジャパンモビリティショー・ビズウィーク2024」公式サイト:https://www.japan-mobility-show.com/