【ホンダ】スーパーGT参戦のCR-Zに強力な武器。ダカール・ラリーにもワークス参戦

レーシングハイブリッドシステムを搭載しテスト走行を繰り返す無限CR-Z画像
レーシングハイブリッドシステムを搭載し、テスト走行を繰り返す無限CR-Z GT

GT300マシン 無限CR-Z GT
2012年7月4日、ホンダはスーパーGTシリーズのGT300クラスに出場するチーム無限(運営はM-TEC)の無限CR-Z GTのために、ホンダが開発した2.8L・V6型ツインターボ・エンジンとレーシングハイブリッドシステムを供給すると発表した。

レーシングハイブリッドシステムを搭載した無限CR-Z画像

このレーシングハイブリッドシステムを搭載したチーム無限のCR-Z GTは、スーパーGTシリーズ第4戦のスポーツランド菅生(7月28〜29日)から参戦を予定しており、現在はテスト走行を繰り返しているという。ドライバーは武藤英紀選手と中嶋大祐選手。

ダカールラリー2013用 CRF450Xプロトタイプ
また、7月2日にホンダは、2013年1月に南米のアルゼンチン、チリ、ペルーを縦断して開催されるダカールラリー2013に、モト部門でワークス参戦すると発表した。

ホンダはかつて北アフリカで開催されていたパリ・ダカールラリーに1981〜89年の9年間にわたりワークス参戦した経験を持つが、このラリーレイドにワークス参戦という形で復活するのは24年ぶりだ。

エンデューロマシンCRF450Xプロトタイプのイメージ画像
エンデューロマシン、CRF450Xプロトタイプのイメージ

チーム名は「Team HRC」で、ライダーは、昨年のダカールラリー2012で3位入賞のエルダー・ロドリゲスをはじめ、モトクロスやエンデューロレースの経験豊富なフェリペ・ザノル、サム・サンダーランド、ハビエル・ピゾリトの4名。

マシンは「CRF450X」をベースに、本田技術研究所 二輪R&Dセンターが開発・製作するプロトタイプマシンだ。また、市販のCRF450Xへの装着を前提としたキットパーツも同時開発し、一部のチームへ提供する予定だという。

本田技術研究所・専務執行役員・二輪R&Dセンター担当 で、HRCの社長も兼ねる鈴木哲夫氏は、「ホンダは総力を挙げて強くて勝てるマシンを開発し、参戦初年度から優勝を目指します」と語っている。

ホンダ公式Web

COTY
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