自動車技術会は2024年5月8日、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」を神奈川県・横浜市のパシフィコ横浜で5月22日~24日の3日間の日程で開催すると発表した。
また、「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」は7月17日~19日の日程で愛知県国際展示場で開催される。いずれもオンラインでも視聴可能。また、各会場は入場無料となっている。
今回の横浜大会での国内外自動車メーカーやサプライヤー、開発支援ツールなどのメーカー、自動車関連スタートアップ企業などによる出展社数は590社(1378小間)で、2023年比で、91社(263小間)増加し、過去最大規模となる。出展590社のうち56社は初出展。また、出展内容では「世界初」が15件、「日本初」は14件となっている。
今回のテーマは「未来をともに創りだそう」で、自動車技術会の使命と位置付けられている「人と知をつなぎ、モビリティの未来を支える」を具現化するため、例年の展示ホール、アネックスホールに加えた新たにノースホールまで拡張し、より拡大した規模になっている。
ノースには、自動車技術会の企画展示があり「英知を集結しよう!カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ」をテーマに、プラスチックを中心としたケミカルリサイクル技術、マテリアルリサイクル技術について展示が行なわれ、各分野の企業が展示に協力する。
併催する2023年春季大会では、学術講演会・Keynote Address・学生ポスターセッション・車体の最新技術(展示)も行なわれる。
新車開発講演は、マツダ MX-30 Rotary-EVの開発についてはマツダ 電動車生技部・上藤和佳子部長が、またトヨタ アルファード/ヴェルファイア開発についてはトヨタCVカンパニーの菅間隆博主査が行なう。そしてKeynote Addressでは、トヨタの中嶋裕樹副社長がクルマの未来について講演する。なお、各講演の日時は公式サイトに告知されている。