自動車技術会は2023年5月10日、神奈川県・横浜市のパシフィコ横浜で、「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」を5月24日(水)〜26日(金)の3日間にわたり開催すると発表した。リアル開催が30回目となる今回は国内外自動車メーカーやサプライヤー、開発支援ツールなどのメーカーが499社(1115小間)出展しての開催となる。
併催する2023年春季大会では、学術講演会・Keynote Address・学生ポスターセッション・車体の最新技術(展示)を開催する。
また今回は、5月17日(水)〜6月7日(水)までONLINE STAGE1も合わせて開催している。
出展内容は、世界初公開の展示が13件、日本初公開の展示が21件など、現在の最新自動車技術を見ることができる。
また新車開発講演として、トヨタ:新型プリウス デザインと走りの実現に向けて、日産:新型セレナ、エクストレイルの魅力を生み出すe-POWER、スバル:新型クロストレック/インプレッサ開発ストーリーがそれぞれの開発責任者により行なわれる。
自動車技術会としてのテーマは、「英知を集結しよう!カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ」で、1万点以上から構成される自動車部品・資源のサステナブル化について紹介。再利用するリユース、原材料まで戻すリサイクル、自動車以外の産業へ転用するリパーパスなどの資源循環技術や、バイオマス由来の再生可能資源技術を展示している。循環型社会の実現に向けて「サステナブルな資源とはなにか?」についてのきっかけとなる場としている。
なお、この展示は入場無料で公式サイトより事前登録を済ませれば誰でも入場できる。
また、横浜に続いて名古屋展示会(ポートメッセ名古屋)も7月5日〜7日に開催される。名古屋展示会のオンラインイベント「人とくるまのテクノロジー展2023 ONLINE STAGE2」は6月28日〜7月19日に実施される。