2015年8月23日、東京・六本木ヒルズに隣接するけやき坂通りを、電動フォーミュラカー「フォーミュラE」がデモ走行を行なった。これは六本木ヒルズの「盆踊り2015」の特別イベントのひとつとして企画されたもので、大勢の観衆が沿道でデモ走行を見守った。
フォーミュラEは「FIA フォーミュラE選手権」として2014年9月に発足した。名称の通りバッテリーに蓄えられた電力によりモーター駆動をする電動フォーミュラで、内燃エンジンは搭載していない。現在のところ、ルノー、マクラーレンなどが中心となって開発したマシン、「スパーク・ルノー・SRT 01E」による・ワンメイクレースとなっている。
これまでに北京、マレーシア、ウルグアイ、アルゼンチン、アメリカ、モナコ、ベルリン、モスクワ、ロンドンなどの公道コースで開催されている。
その狙いは、電動であるため、騒音、排気ガスが出ないことをアピールするために公道を使用したコースを設定しているのだ。
このレースシリーズを主催・運営しているのはフォーミュラEホールディングス(アレハンドロ・アガグCEO)だが、テレビ朝日が放映権を持ち、鈴木亜久里チームが当初から参戦していることから、日本でも開催したいという希望を持つのは当然のことだ。
とはいえ、現状日本では公道を使用したレースの開催は難しいため、まずは今回の公道でのデモ走行となった。ただ、古屋圭司衆議院議員が会長を務める自民党モータースポーツ振興議員連盟が中心になって、モータースポーツ振興法も今期に可決される見通しのため、日本での開催も案外早まるのかもしれない。