フォーミュラEシーズン10 日産 開幕戦プロローグ

日産は、1月13日にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催されるフォーミュラEシーズン10 の初戦に挑む。

本大会には、日産フォーミュラEチームでの2シーズン目を迎えるサッシャ・フェネストラズと、シーズン7まで同チームで活躍し、今シーズンから復帰するオリバー・ローランドのコンビで参戦する。

フォーミュラE史上で最大規模となる17レースが開催予定の今シーズン、開幕戦が行なわれるのはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキット。海抜2,250メートルの高地に位置しており、気圧が低く空気抵抗とダウンフォースは海面レベルを走行するよりも約25%減少する。そのため、最高速度が最も速いサーキットの一つであり、ドライバーはこのグリップ力が低く、酸素が薄い環境でレースに挑むことになる。

日産Eチームのマネージングダイレクター兼チーム監督であるトマソ・ヴォルペは「シーズ ン10 に向けて良い準備ができています。昨年までの課題を克服するため、シーズンオフにマシンのアップグレードと新機能の追加に取り組んできました。マシンの能力を最大限引き出して、良い結果でシーズ ンをスタートできるよう全力を尽くします」と語っている。

左:サッシャ・フェネストラズ、右:オリバー・ローランド

サッシャ・フェネストラズ「日産フォーミュラ E チームで 2 シーズン目を迎えられることにワクワクしています。昨年のメキシコ 大会の予選ではデュエルに進むことができたので、今回も予選から良い結果狙います。また、チームは 昨シーズンからシーズンオフを通して、エネルギーマネジメントの強化に取り組んできました。最大限の パフォーマンスを発揮できるようチーム一丸となって全力で挑みます」

オリバー・ローランド「日産チーム復帰後の初戦に向けてワクワクしています。シーズンオフに良い準備ができたので、シーズ ン開幕戦が楽しみです。このコースでの経験は豊富なので、フリー走行でマシンを良い状態に持っていく ことができれば、予選でも良いパフォーマンスを発揮できると思います。今シーズンのしっかりとした土 台を築き、多くのポイントを獲得することを目標にレースに挑みます」

エネルギーマネージメントの強化を計った日産。速さに期待がかかる

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