【フォーミュラE】シーズン8 新予選方法とドライバーラインアップ紹介

フォーミュラEシーズン8は現在使用している第2世代マシン最後のシーズンになる。スパークレーシングとダラーラん共同開発で、タイヤはミシュランの全天候型タイヤのワンメイクだ。開発領域ではモーター、インバータ、減速機が各社で開発され、バッテリーは共通部品となっている。

2014年にスタートしたフォーミュラEは2022年で8年目となり、今季は全16戦でチャンピオンシップが争われる。また昨シーズンよりFIA公認にも格上げされている。

レースカレンダー

Rd1:1月28日サウジアラビア・ディルイーヤ
Rd2:1月29日サウジアラビア・ディルイーヤ
Rd3:2月12日メキシコ・メキシコシティ
Rd4:4月9日イタリア・ローマ
Rd5:4月10日イタリア・ローマ
Rd6:4月30日モナコ
Rd7:5月14日ドイツ・ベルリン
Rd8:5月15日ドイツ・ベルリン
Rd9:6月4日インドネシア・ジャカルタ
Rd10:7月2日カナダ・バンクーバー
Rd11:7月16日アメリカ・ニューヨーク
Rd12:7月17日アメリカ・ニューヨーク
Rd13:7月30日イギリス・ロンドン
Rd14:7月31日イギリス・ロンドン
Rd15:8月13日韓国・ソウル
Rd16:8月14日韓国・ソウル

予選方式の変更

シーズン8から予選方式が大幅に変更された。まずランキング順にA、Bの2グループに分け12分間の予選を220kWの出力でタイムを競う。各グループ上位4位までが次のトーナメント予選に進出することができる。

クオーターファイナル(QF:準々決勝)はA組1位とB組4位が戦い、勝った方がセミファイナル(SF:準決勝)へ進む。QFは上位8台を4つのドローに組み、SFへと勝ち上がる。そしてファイナルはSF1位とSF2位が争いポールポジションを決める。この時出力は250kWの最大出力でファイナルを戦うことになる。

決勝レースでは従来通り45分プラス1周と変更はないが、アタックモードは+30kWに変更。またファンブーストは最大250kWで走行することができる。また決勝レース中にイエローあるいはフルコースイエロー(FCY)があった場合、最大10分の延長が実施される変更があった。

エントラント

◆メルセデス-EQフォーミュラEチーム 17:ニック・デ・フリース/5:ストフェル・バンドーン
◆ジャガーTCSレーシング 10:サム・バード/9:ミッチ・エバンス
◆DSテチータ 13:アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/25:ジャン-エリック・ベルニュー
◆エンヴィジョンレーシング 4:ロビン・フラインス/37:ニック・キャシディ
◆アバランチ アンドレッティ フォーミュラEチーム 27:ジェイク・デニス/28:オリバー・アスキュー
◆ロキット ヴェンチューリレーシング 48:エドアルド・モルタラ/11:ルーカス・ディ・グラッシ
◆タグホイヤー ポルシェフォーミュラEチーム 36:アンドレ・ロッテラー/94:パスカル・ヴェアライン
◆マヒンドラレーシング 30:オリバー・ローランド/29:アレクサンダー・シムス
◆ニッサンe.ダムス 23:セバスチャン・ブエミ/22:マキシミリアン・ギュンター
◆ドラゴン ペンスキーオートスポート 7:セルジオ・セッテ・カマラ/99:アントニオ・ジョビナッツィ
◆ニオ333 3:オリバー・ターベイ/33:ダニエル・ティクトゥム

全11チーム22名のドライバーが参戦し、チャンピオンシップを競うことになる。またアウディ、BMWがワークス体制から撤退したこともあり、セーフティカーがBMWからポルシェ・タイカンに変更されている。

COTY
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