フォーミュラEシーズン8 日産e.damsマキシミリアン ギュンターが参戦

日産は、ABB FIA フォーミュラE世 界選手権のシーズン8から、マキシミリアン ギュンター(24)が日産e.damsチームの新ドライバーとして参戦すると発表しました。セバスチャン ブエミは継続して、同チームのドライバーとして参戦し ます。

マキシミリアン・ギュンターが日産で参戦

ドイツ出身のギュンターは、シーズン6、7でBMWiアンドレッティモータースポーツからフォーミュラEに参戦し、通算3シーズンで、優勝3回、2位を1回獲得しています。フォーミュラEに参戦する前は、FIAフォーミュラ3選手権では10勝を挙げてランキング2位。FIAフォーミュラ2シリーズでも優勝を飾り、フォーミュラEにはシーズン 5(2018-2019)から参戦しています。また先シーズン7では5位入賞2回がベストリザルトで、ドライバーズランキングは16位。

ギュンターは次のように述べています。「日産e.damsファミリーの一員になれたことをとても嬉しく思います。このチームはフォーミュラEでの成功を目指しており、私もチームに貢献したいというやる気にあふれています。世界最大級の自動車メーカーの一員として参戦できることは名誉なことですし、私のキャリアにとって新たな、そして大きなステップとなります。これからの戦いに向け、本当にワクワクしています」

日産のグローバルモータースポーツダイレクターであるトマソ ヴォルペは、「情熱と意欲にあふれ るギュンターがチームに加入することになり、本当にワクワクしています。彼はフォーミュラEのデビューシーズンで初優勝を果たし、シリーズ史上、最年少で優勝したドライバーですから」と述べています。

「フォーミュラEへの長期参戦は、日産のEV技術がもたらすワクワクする性能を示す絶好の舞台となります。EVレースに参戦することで得られるノウハウを活かし、お客さまにより良いクルマを提供することができるのです」と日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ グプタは語りました。

チームのテスト兼リザーブドライバーは高星明誠が、公式シミュレータードライバーは元日産GTアカデミー優勝者のヤン マーデンボローが引き続き務めます。

ドライバーコメント セバスチャン ブエミ
「シーズン8からギュンターとパートナーを組めることになったのは素晴らしいニュースです。彼は速く素晴らしいドライバーですから、一緒にレースをするのを楽しみにしています。来シーズンは 優勝を狙える要素が揃っていますし、勝ち取りたいと思います」

フォーミュラEシーズン8はBMW、アウディの撤退、そしてミシュランタイヤのワンメイク提供も終了し、ドライバーの移籍も今後多くなる様相です。

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