富士モータースポーツフォレスト、富士スピードウェイは2023年5月24日、富士スピードウェイで行われる「ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」の開幕に合わせ、新たな施設「ウェルカムセンター」を5月26日(金)にグランドオープンすると発表した。
また同時に、これまで大規模レースやイベント時のみ使用していた富士スピードウェイの西ゲートを、現在メインゲートとして運用している東ゲート同様に通常営業時も入退場可能としている。
富士スピードウェイ西ゲートに隣接する「ウェルカムセンター」は、モータースポーツファンのみならず、大人から子供まで幅広い人々に、無料で気軽に楽しめるコンテンツが用意されている。
モータースポーツの現在を知ることができるこの施設では、歴史的なレーシングカーや水素エネルギーの体験型コンテンツなど、モータースポーツへの挑戦や取り組みが理解できる常設の企画が展示される。なおオープン当初はAE86 EVコンセプトや水素エンジン車の展示、水素エネルギーの体験型コンテンツなどが展示される予定。
また、隣接するトヨタの「ルーキーレーシングガレージ」の見学エリアと2階でつながっており、そこでは、エンジニアやメカニックが働く様子や、タイヤ交換練習のピット作業など、普段見られないようなシーンも見学できるようになっている。
さらに、好天時には3階の屋上「展望テラス」から広大なサーキットと富士山を眺めることもできる。
同施設のオープンに伴い、富士スピードウェイホテルや富士モータースポーツミュージアムの最寄りとなる西ゲートから通常営業時も入退場できるようになり、ホテル、ミュージアム、ウェルカムセンターから、富士スピードウェイ構内へのアクセスが大幅に改善されることになる。
■ ウエルカムセンター概要
・営業:無休(年末年始および富士スピードウェイ休業日は閉館)
・開館時間:10時〜17時
・入館料:無料