スーパー耐久シリーズ2022の冠スポンサーに、エネルギー業界のリーディングカンパニーであるENEOS株式会社が決定した。シリーズ名が「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook」となった。
近年、多くの参加台数を有するスーパー耐久では、2021年より未来社会に向けた挑戦も続いている。実証実験の場として、水素エンジン車両やバイオ燃料を使った車両が参加、2022年には、さらにカーボンニュートラル燃料を使った複数車両の参加も決定している。
ENEOSは、エネルギー・資源・素材における創造と革新を通じて、社会の発展と活力ある未来づくりに貢献することを理念としている。スーパー耐久は、ENEOSとのパートナーシップを基盤に、モータースポーツ界やクルマ社会だけでなく、社会の発展や未来の生活にも貢献していくことを目指す。
そしてENEOSのロゴは、全参加車両のフロントガラスに表示される。
スーパー耐久シリーズは、30年以上続くアジアを代表する耐久シリーズで、近年では、スーパーカーから街乗り車まで、よりバラエティに富んだ車両が参加し、年間エントリーは50台以上。2018年より、富士スピードウェイで開催されるシリーズ1大会が24時間レースとなり、参加者、ファン、運営者が非日常的な時間を共有している。
2021年からは、カーボンニュートラルな未来社会に向け、水素エンジン車両やバイオディーゼル車両が実証実験の場として参加。シリーズは、未来のモータースポーツの姿を目指しながら、社会的役割も含めた新たなステージへの舵を切っている。
■ スーパー耐久機構(STO)事務局長 桑山晴美のコメント
「この度、ENEOS株式会社様にご支援いただくことになり、大変感謝をしております。日本も脱炭素社会の実現を目指す中、シリーズの成功を通じ、新しい価値の共創を目指してまいりたいと存じます」