フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)は、2020年から日本で行なわれているフォーミュラカー・レース シリーズです。
従来は若手ドライバーのためにフォーミュラ3(F3)が存在しましたが、F3はFIA直轄カテゴリーの「FIA F3」と、特定の地域・国で争われる「フォーミュラ・リージョナル」の2種類に再編され、シャシー/エンジン、タイヤはダンロップでワンメイク化されています。
このため日本におけるF3はワンメイクではないために消滅し、その代わりにK2プラネットがオーガナイザーとなり、2020年から「フォーミュラ・リージョナル」規格に適合した「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」レースとして日本で開催することになりました。昨年は全6戦14レースが開催され、使用されたマシンは童夢F111/3を使用し、アルファロメオ製エンジンを搭載したワンメイク・レースとなっています。
2021年シーズンは、日本自動車連盟から発表された2021年地方レース選手権カレンダーとして開催スケジュールが決定しました。またこのレースのオーガナイザーはニューパシフィックスポーツマーケティングに変更されています。
シリーズは全5大会14戦で、6月に岡山国際サーキットで開幕し、スポーツランドSUGO、ツインリンクもてぎ、9月25~26日には富士スピードウェイでWECとの併催で行なわれ、最終戦の舞台は鈴鹿となっています。
なおこのレースシリーズは、50歳以上のジェントルマンドライバーを対象とした「マスターズ・クラス」も設けられているのが特長で、純粋にレースを楽しむドライバーの参加も可能になっています。