2020年JMSアワード F-1シートを獲得した角田裕毅選手が受賞

日本モータースポーツ記者会(JMS、会長:高橋二朗)は2月3日、2020年の「JMSアワード」および「特別賞」を発表した。

JMSはモータースポーツイベントを取材するジャーナリスト・専門誌編集者などによって組織される団体で、会員の投票によって将来が期待されるドライバーへJMSアワードを、顕著な功績があった個人、団体に特別賞を授与している。

2021年1月開催のJMS総会により、2020年のJMSアワードは、FIA F2選手権で活躍し年間ランキング3位となったほか2021年シーズンからのF1参戦を決めた角田裕毅選手が受賞。

JMSアワード特別賞には、FIA WEC(世界耐久選手権)で年間チャンピオンを獲得した小林可夢偉選手、世界三大レース の一つである「インディ500」で2度目の制覇を果たした佐藤琢磨選手が受賞した。

今季F1のレギュラーシートを獲得した角田裕毅(つのだゆうき)選手

2020 JMS アワード:角田裕毅選手

授賞理由:FIA F2シリーズ年間ランキング 3 位、2021 年 F1 のレギュラーシートを獲得
角田裕毅選手の受賞コメント
「2018年のJMSモータースポーツナイトにて期待の若手ドライバーとしてご紹介いただいたのに続き、 今回は栄誉あるJMSアワードをいただくことになりまして、ありがとうございます。2016年に日本で四輪レースにデビューしてから昨年までの積み重ねで今シーズンはScuderia AlphaTauriからF1にフル参戦することになりましたが、これもみなさまが応援してくださったおかげでもあります。日本にお けるモータースポーツの人気・知名度をより高めるためにもプレシーズンテストから頑張っていきますので、引き続きご注目お願いします」

WECシリーズチャンピオンを獲得した小林可夢偉選手

2020 JMSアワード特別賞:小林可夢偉選手

授賞理由:FIA WEC(世界耐久選手権)年間チャンピオン獲得
小林可夢偉選手の受賞コメント
「このたびは特別賞をありがとうございます。昨シーズンは長いシーズンとなりましたが、チーム、パ ートーナー、応援してくださったファンのみなさまのおかげで世界チャンピオンを獲ることができま した。これからも世界のレースにチャレンジして、ファンのみなさまや日本の若いドライバーたちに、希望や勇気を与えられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」

2回目のインディ500を制覇した佐藤琢磨選手

2020 JMS アワード特別賞:佐藤琢磨選手

授賞理由:インディ 500 で優勝、2 度目のインディ 500 制覇
佐藤琢磨選手の受賞コメント
「このたびはJMSアワード特別賞受賞という栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。昨年は、インディ500での2度目の勝利をつかむことができ、応援してくださったすべての方々に、改 めて心から感謝申し上げます。ディフェンディングチャンピオンとして再び挑むことができる今年のインディ500、連覇を最大の目標として、チーム一丸となって頑張ります。モータースポーツ記者会のみなさんにも協力していただきながら、日本を盛り上げていきたいです」

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