“ミスター ル・マン”ことレーシングドライバー・寺田陽次郎がドライバー育成を目的に結成したTEAM TERRAMOS(チーム・テラモス)は、2018年のGLOBAL MX-5 CUP JAPAN、ロードスター・パーティレースⅢ北日本シリーズ、東日本シリーズに参戦することを発表した。
2018年シーズンは、GLOBAL MX-5 CUPが全5戦、パーティレースはスポーツランドSUGOで開催される北日本シリーズが全4戦、筑波サーキットで開催される東日本シリーズが全4戦で開催予定となっており、TEAM TERRAMOSでは、GLOBAL CUPにMX-5カップカー1台(梅田剛)、パーティレース北日本シリーズにNDロードスター1台(カルミネ・コッツォリーノ)と、東日本シリーズにNDロードスター2台(鎌倉裕貴、古澤巌)を出場させ、9月23日に富士スピードウェイで開催されるパーティレース交流戦にも全3台のロードスターで参加する。
ドライバーの梅田剛は、2016年のパーティレース東日本シリーズで、2017年はスーパー耐久選手権でも活躍した実績を持つ。また、鎌倉裕貴も2016年の北日本シリーズでチャンピオンタイトルを獲得している。古澤巌は世界的に知られたバイオリニストで、多忙な演奏ツアーの合間を縫ってレース参戦する予定。
また、イタリア人のカルミネ・コッツォリーノは、都内で人気のイタリア料理店「カルミネ」を経営するオーナーシェフで、若い頃から夢だったというレース参戦を実現する。
チーム代表の寺田陽次郎は
「実績のある梅田と鎌倉はそれぞれのチャンピオンを獲得することを目標とし、僕が身につけた技術やスピリットを伝授していくつもりです。古澤とカルミネは、大人の趣味のひとつとしてモータースポーツを楽しもうとしています。僕のアドバイスで彼らの”走る歓び”がより高まり、世の大人の皆様達の参考になれば、と考えています。これがマツダの参加型モータースポーツが目指すべきひとつの方向なのではないでしょうか」
と、この取り組みについてコメントした。