トヨタは2013年1月11日、GAZOO Racingが5月17日から20日まで、ドイツで開催される第41回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、LFAと86で挑戦すると発表した。今回で7年目の参戦となり、メカニックはトヨタの社員が担当、またドライバーとしても参加する。なおこの概要は、千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2013」の会場でもお披露目された。
トヨタは「いいクルマづくり」の取り組みの一環として、2007年からGAZOO Racingを通じて、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦を開始。クルマの味づくりのための人材育成を推進するとともに、クルマ好きの顧客に向けて「GAZOO Racing tuned by MN(略称:GRMN/ジーアールエムエヌ)」と「G SPORTS(略称:G’s/ジーズ)」といった走りの楽しさを味わうことができるモデルの商品化を行ってきた。
2012年のニュルブルクリンク24時間では、SP8クラスのGAZOO LFAが総合15位(クラス1位)、SP3クラスのGAZOO 86は車番166が総合46位(クラス優勝)、車番165が総合65位(クラス6位)と、それぞれのクラスで優勝を果たしている。2013年も継続して参戦することで、クルマと人を鍛え、「いいクルマづくり」のさらなる進化を図っていくとのこと。
第41回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦計画・体制は以下の通りだ。