【広島市交通科学館】超希少ランボルギーニ・カウンタックが集結!

ランボルギーニ・カウンタックLP500Sの画像
↑ランボルギーニ・カウンタックLP500S。広島市交通科学館がスーパーカーを扱うのは、2007年の「懐かしのスーパーカー展」、2008年の「まぼろしのスーパーカー展」に続く第3弾となる

広島市安佐南区にある広島市交通科学館では、夏休み期間に恒例となった企画展を2012年7月21日から9月2日まで開催する。今年のテーマは「スーパーカー展 第3弾! カウンタック展」。日本におけるスーパーカーブームの立役者であるランボルギーニ・カウンタックを過去最大規模で集結させた内容だ。

今回の企画展「スーパーカー展 第3弾! カウンタック展」では、1971年から1990年まで生産されたランボルギーニ・カウンタックの主な市販モデル5台が勢揃いする。
すなわち、LP400/LP400S/LP500S/LP500QV(クワトロ・バルボーレ)/25thアニバーサリー(ランボルギーニ社創立25周年記念モデル)と、ランボルギーニ・カウンタックの歴代モデルをきっちり網羅。ワンオフモデルと言われているカウンタックLP500R(カウンタックSSまたはGTとも呼称)や、1985年に当時のグループC出場を目指して作られたカウンタックQVXも展示予定だ。

ランボルギーニ・ソニアの画像
↑91年にコンセプトカーとして世に出たランボルギーニ・ソニア。デザイナーは日本人の山﨑亮志氏だという

カウンタックLP5000QVをベースに作られ1991年のジュネーブショーに出展されたランボルギーニ・ソニアも登場。カウンタックの事実上の後継モデルであるディアブロやウラッコP500、そして同館による復元レストア作業で有名なマツダRX500も加わって、全部で11台の実車が企画展として展示されることになっている。

7月21日の13時30分からは1階エントランスホールでオープニングセレモニーが行なわれ、後援者を代表して在大阪イタリア総領事代行のジュゼッペ・セメンツァ氏や、ランボルギーニ車のオーナー代表の石井浩道氏らの来賓によるテープカットも予定。また同じく21日の14時からは、先着100名に記念品が用意されたスペシャルクイズラリーも行なわれる。

今回の企画展の関連イベント「本物のエンジン音を聞こう」と「マツダRX500に乗って記念撮影!」も予定されている。「本物のエンジン音を聞こう」は、8月4日〜5日、同じく18日〜19日、9月1日〜2日の週末の計6日間、1日あたり3回ずつ実際にランボルギーニ・カウンタックなどのエンジンをかけて、その音を楽しんでもらおうというものだ。「マツダRX500に乗って記念撮影!」は、企画展開催中の土日とお盆期間(8月13日〜16日)に終日、マツダRX500の運転席に実際に座れるというサービスだ。なお、記念撮影は自分で持参したカメラでとのこと。

さらに週末スペシャル展示会として、7月21日〜22日に第1弾「カウンタックをデザインした男、ガンディーニ」として、ランボルギーニ・ウラッコやランチア・ストラトスを展示。7月28日〜29日に第2弾「日本のガルウイングカー」としてマツダAZ-1やトヨタ・セラを展示。8月11日〜15日に第3弾「ライバル対決、フェラーリ」と題して、当時最大のライバルだったフェラーリ512BBなどを展示。8月25日〜26日に第4弾「海外のガルウイングカー」として、ベクターW8やデロリアンDMC-12なども展示される予定になっている。

さらに夏休み期間中には、7月29日に「マツダAZ-1 大集合」が屋外広場で開催されたり、8月16日には「ペーパースーパーカー」と称して、幼児または小学生と保護者100組を対象にスーパーカーのペーパークラフト製作を材料費50円で実施するなど、盛りだくさんのメニューが用意されている。

広島市交通科学館の開館時間は9時から17時(展示室への入場は16時30分まで)。7月は23日と30日が休館となるが、8月一杯と9月2日までは休館日なしで開館している。観覧料は大人500円、小人250円。企画展もこの料金で観覧可能。30名以上の団体や65歳以上のシニアなどには別途割引が適用される。また、アストラムライン利用者には割引があるので、最寄りの長楽寺構内の利用証明書を持参のこと。

広島市交通科学館公式サイト

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