2012年6月20日、東京・六本木でマツダの「スカイアクティブ・テクノロジー 1st アニバーサリー」イベントが開催された。1年前、スカイアクティブ技術の先頭を切って、デミオ・スカイアクティブが登場し、1年間が経過したことを記念してのイベントだ。
このイベントにはマツダの山内孝CEOが登場し、スカイアクティブ技術はデミオ、アクセラ、CX-5へと発展し、世界市場で15万台以上を販売している。そして、グローバルに販売したマツダ車の10%以上がスカイアクティブ搭載車となっている現状を報告し、スカイアクティブ技術を軸にした戦略は成功をおさめつつあると自信を見せた。
またパワートレーンからボディ、シャシーまでスカイアクティブ技術を全面的に採用したCX-5は、国内での年間販売目標1万2000台に対し4カ月で2万3000台と、目標の2倍近い受注になっており、ディーゼル比率が約8割で、昨年1年間に日本で販売されたディーゼル乗用車の総台数を超えている状態であることも報告された。
また、東京モーターショーに出展された「TAKERI」は次期「アテンザ」として今年後半にグローバルに展開し、国内も年内の発売を予定しており、スカイアクティブ-Dを搭載するすることも発表された。
今回のイベントの特別ゲストとして、「アウカイアクティブ・アンバサダー」であり、コマーシャルのキャラクターにもなっている長友佑都選手が登場した。イベント後半は、招待されたスカイアクティブオーナーの前でのトークショーや記念撮影が行われた。