【RCOJ】横浜の「Roadster2011展」でコンセプトカー「MONO POST」などを公開

ロードスターのファンで構成されているRCOJ(ロードスター クラブ オブジャパン)は、2011年7月17日からの週末だけという変則的な日程で「Roadster2011展」を開催している。残る開催日は7月30日と31日の今週末2日間のみだが、ロードスターのファンなら一度は必見のコンセプトカーなど5台が展示されている。 まずご紹介したいのが、Miataベースでは4台目(ただし2代目のNB型ベースでは初めて)のコンセプトカーだった「MONO POST」。ジャガーDタイプや、ロータス11などの1950年代のクラシックなシングルシーターの耐久レーサーをイメージした作品で、2000年のSEMAショー(ラスベガス)でお披露目されたモデルだ。エンジンはHKSのインタークーラー付きターボで、ノーマル比36%アップの190psと同2倍の最大トルクを発揮。実走行も可能で、当時アメリカでサーキットを走行しているシーンを撮影した動画が残っている。長らくアメリカで保管されていたが、昨年秋に研究用に日本に持ち込まれたとのこと。

2台目は「F010」というファストバックのプロトタイプ。1993年に作られた初代NAベースのクーペで、2代目NBの末期に限定生産されたロードスタークーペの源流とも言える存在だ。

さらにもう1台、初代NAの開発の前に作られた元祖プロトタイプの「V705」も展示されている。80年代当時のFRファミリアをベースに作られた。このクルマが米国行脚の旅に出た際に各地で注目を浴びたことで、初代ロードスターの開発にゴーサインが出たというエピソードを持つ。

残る2台は10周年記念と20周年記念の時に全国のファンがサインした署名車。さらにロードスター関連グッズ・書籍などの販売コーナーもある。会場はマツダの横浜R&Dセンター(駐車場あり。無料)。開館時間は12時から17時までと短いので注意。入場は無料だ。

RCOJ(ロードスター クラブ オブジャパン)公式サイト

ページのトップに戻る