フェラーリは2011年5月、イタリアで開催されるVilla d’Esteコンクールデレガンスに、世界に1台だけのワンオフモデル”フェラーリ・スーパーアメリカ45”を出展すると発表した。
フェラーリ・スーパーアメリカ45は、米ニューヨーク在住のフェラーリコレクター、ピーター・カリコウ氏の発注によってつくられたオーダーメイドモデルで、同氏がフェラーリオーナーとなって45年目を迎えたことで、車名に45という数字与えられた。
このモデルの大きな特徴は、カーボン・ファイバー製の回転式ハードトップを持つことだ。これは、オープン時にルーフが180度回転しながらトランクにきれいに収まるようになっている。そのためトランク部分も新設計のカーボン・ファイバー製で、空気抵抗を低減しつつ、リアのダウンフォースの増大を図っている。
ボディカラーは、オーナーのコレクションにある1961年製400スーパーアメリカ・カブリオレと同じブル・アンテレッドとなっている。
インテリアも特注のレザー素材やカーボン・ファイバーが使われ、さらに最新のタッチスクリーン・インフォテインメント・システムも搭載する。