日産は2020年12月3日、「フーガ」、「シーマ」のプロペラシャフトに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は市場からの2件の報告によるもので、プロペラシャフトの材料と寸法が不適切であったため、想定よりも疲労強度が不足しているものがあるというものです。
疲労強度が不足していると、プロペラシャフトに亀裂が発生する可能性があり、そのまま使用を続けると最悪の場合は亀裂の進展によりプロペラシャフトが破損し、走行不能となる恐れがあります。
対策は該当車のプロペラシャフトを対策品に交換することになります。
該当車両は、2010年9月~2019年8月の間に生産された「シーマ」、「フーガ」、OEMモデルの「ディグニティ」の3車種で、合計2828台です。