エクリプスクロスのディーゼルモデルを堪能
三菱のエクリプスクロスにディーゼルモデルが追加されたということで、今回は埼玉県川越市までロングドライブしてその性能を体感することに。このディーゼルエンジンは2.2Lターボで最高出力145ps、最大トルク380Nmを発生する。コンパクトSUVにしてはパワフルなエンジンを搭載しているので、ロングドライブも楽々できるだろうという予感がする。
目指せ！小江戸・川越
川越には昔ながらの小江戸の町並みがあり、丁度この時期は縁結びとして有名な『川越氷川神社』にたくさんの風鈴が飾られているらしい。今回は「それを見たい！そして縁結びのご利益にあやかりたい！」というリポーター伊藤の個人的な願望もあり（すみません）、ロングドライブ先は川越に決定。さらに川越ではそんな小江戸を探索するために、レンタル浴衣屋さんもたくさんあるそう。折角なので浴衣に着替えて小江戸川越を堪能することにした。
思わず見惚れるエクリプスクロスのスタイル
改めてエクリプスクロスを見てみると、まずはそのデザインに目を引かれる。最近では20代や30代の若い層にも人気が出ているそうだが、それが頷ける。三菱の近年のデザインコンセプト『ダイナミックシールド』がコンパクトSUVにぴったりとはまっていて、切れ味ある斬新なデザインが素直にかっこいいと思える。都内を走っているとき、ガラス張りのビルにその姿が映ると「うわぁ、かっこいい」と自分が運転しているにも関わらず見とれてしまった。
ガソリンモデルも好印象だったのだが、ディーゼルはもっと上質で良いクルマに感じる。ガソリンよりもクルマの全体的な質感がディーゼルにぴったり合っているように思える。どんなディーゼルモデルでも低速からのトルクが売りだが、エクリプスクロスはその加速がより滑らかに感じる。パワーにはたっぷり余裕がありながら、それをタイヤや人にとって心地良いように流してくれているような。高速道路もスルスルと走っていけるので、川越までは気持ち良く楽にドライブすることができた。
浴衣で小江戸を散策
川越に入ると、思ったよりも都会のような街並みが広がっていて、「小江戸はどこ？！」と不安になったが、本川越駅から少し北へエクリプスクロスを走らせると、急に蔵づくりの町並みが広がり始めた。まるでここだけ時が止まったかのよう。民芸屋さんやお茶屋さん、通りで焼きおにぎりを焼く香ばしい匂い……。浴衣に着替えてこの通りに降りると、本当に自分が今の時代にいるような感じがしなくなる。この日は猛暑だったが、浴衣を着ているとスッと背筋が伸びて、涼しい気分になるのが不思議だった。
菓子屋横丁というたくさんの駄菓子屋が立ち並ぶところでは、懐かしさからついついたくさん買い込んでしまう。特に川越では麩菓子が有名だそうで、私も初めて買ってみることに。これがなんと日本一長いという80cmもある麩菓子！どんな物なのか食べてみると、サクサクふわふわで黒糖がたっぷりかかっていて美味しい。ほかにも飴細工や芋菓子、ソフトクリームなどたくさん食べ歩きをしてしまった。
そして、ようやく最終目的地の川越氷川神社へ。神社へ入っていくとたくさんの風鈴が下がっていて、涼しげな音色が神社全体を包んでいた。浴衣の女性も多く、涼しげで華やか。私も早速参拝しておみくじも引いたりして、存分に縁結びのご利益にあずかることに。（その模様はぜひ動画をご覧ください！↑）
タイムスリップしたかのような時間を過ごした後は、またエクリプスクロスへ乗って帰路につく。三菱といえば、オフロードをもりもり走るイメージが強いが、こういった素敵な町並みにもぴったりはまるクルマなんだなぁと実感する。狭い小道も不安なくスイスイ入っていけたし、小江戸の町並みにもかっこよく溶け込んでいた。帰り道では「まだまだエクリプスクロスで色々なところへ行ってみたい！」と名残惜しく感じたので、次はこういった町中を抜け出して、アウトドアにも挑戦してみようを思う。次回の体当たりチャレンジにもご期待ください！＜レポート：伊藤梓/Azusa Ito＞
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