日産自動車は2017年6月8日、「エクストレイル」をマイナーチェンジし、同日より全国一斉に発売すると発表した。
詳細は「気になる新車 日産「エクストレイル」を改良し、プロパイロットを搭載」に掲載中
今回のマイナーチェンジでは、高速道路において、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ユーザーのドライブをサポートする高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用している。今回の「エクストレイル」への搭載は、2016年8月にフルモデルチェンジした「セレナ」に続き2車種目となっている。
また今回のマイナーチェンジでは、よりタフなイメージを強調したエクステリアと、上質感を高めたインテリアなど、内外装ともに新デザインを採用。あわせてリヤバンパーの下に足先を入れて引くだけでバックドアを開閉することができる、ハンズフリー機能付きの「リモコンオートバックドア」の新採用や、「インテリジェント パーキングアシスト」の性能向上などによって、さらに利便性が高まっている。
なお、モータースポーツで鍛えあげたNISMOのテクノロジーとスピリットを注ぎ込んだ「NISMOパフォーマンスパッケージ」では、専用パーツであるフロントとリヤのアンダースポイラーのデザインを変更するとともに、新デザインのアルミロードホイールを採用している(ディーラーオプション)。
またこのマイナーチェンジに合わせてオーテックジャパンでは、内外装の高級感を高めた「モード・プレミア」と、ワイルドでタフなイメージを強調した「エクストリーマーX」をマイナーチェンジし、さらに新商品「助手席スライドアップシート」を設定し、発売すると発表した。モード・プレミアとエクストリーマーXは同日より、助手席スライドアップシートは7月下旬の発売予定となっている。
なお日産は、グローバル本社ギャラリーにおいてこの新型エクストレイルの展示イベントを開催している。特別仕様車を含む全8台を展示しているほか、ステージプレゼンテーションや6月12日からは試乗会も実施する予定とのこと。東京・銀座のNISSAN CROSSINGでも6月10日より展示を行なう予定となっている。