【日産】中国からの輸出もあり得る!? 東風日産初のPHEVセダン「N6」と新型「ティアナ」を公開

日産自動車の中国合弁会社である東風日産乗用車公司(DFN)は2025年10月16日、東風日産にとって初のPHEVセダンとなる新型「N6」と、新型「ティアナ」を公開した。日産の中国事業を祝うイベントで披露された両セダンは、年内に中国で発売される予定になっている。

N6

現地で登壇した日産のイヴァン エスピノーサCEOは、「私たちは経営再建計画Re:Nissanで、日産が提供する価値を再定義していきます。日産の核となる強みを強化し、ブランドの鼓動を高鳴らせ、人々にワクワクと信頼を提供する商品を生み出します。そして、より明確に焦点を絞った商品戦略を通じて、より強固なブランドを築き、お客さまへの新たなコミットメントを追求します。日産はこの変革を、スピードと技術の先進性、顧客インサイトで世界の自動車業界をリードする中国市場において強力に推進しています」と語った。

PHEV「N6」
新開発したPHEVセダン「N6」は、好評を博している電気自動車EV「N7」と同様に、東風汽車独自の新エネルギー車(NEV)技術アーキテクチャーを採用し、1.5Lエンジンと21.1kWhのLFPバッテリーを搭載している。大容量バッテリーを搭載しているためレンジエクステンダーPHEVのカテゴリーになる。

ボディサイズは、全長4831mm、全幅1885mm、全高1491mm、ホイールベースは2815mmで、エレガントなシルエットと広々とした室内空間を両立。

エクステリアはVモーション・デザインのシグネチャーグリルや、前後に配した表情豊かなLEDライトが特徴的で、流線形のスタイルでありながら、中国のファミリー層が求める信頼性や知性、快適性を満たす広々とした室内空間を実現している。

新型「ティアナ」
中国市場で「ティアナ」は、プレミアムな快適性を提供する洗練されたセダンとして高く評価されてきた。12年ぶりにモデルチェンジとなった新型「ティアナ」はこの伝統を維持しながら、新デザインを採用。そして、先進的なインテリジェントコネクティビティ機能を採用し、中国の内燃機関(ICE)車として初めてファーウェイの「HarmonySpace5.0」スマートコックピットを搭載している。

シャープでエレガントなエクステリアは、プレミアム感と洗練された美しさを表現し、インテリアにはファーウェイの「HarmonySpace5.0」スマートコックピットとHuawei “SOUND” オーディオシステムを採用することで、先進的な多彩なインテリジェント機能を実現している。

なお、日産は中国で開発、生産された商品競争力の高いEV「N7」、今回登場したPHEV「N6」などは近い将来には中国からの輸出も検討されている。

東風日産自動車 公式サイト

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