2017年4月20日、日産は同社の象徴的なモデル、「スカイライン」が4月24日に誕生から60周年を迎えることを記念し、六本木ヒルズで特別イベントを開催した。このベントは4月21日~24日まで六本木ヒルズ・アリーナで開催される。
またスカイライン60周年特設サイトを開設する他に、日産関連施設でも複数のイベントを同時に開催する。横浜の「日産グローバル本社ギャラリー」では、スカイラインの展示と共に歴史を紹介し、銀座「NISSAN CROSSING」では、デザイン検討に使用したスケッチ画の展示、スカイラインのプレゼンテーション、歴代をモチーフにした特別マキアート、さらに4月22日~4月24日限定でクイズラリーも実施するなど多彩ななコンテンツを展開する。
■六本木ヒルズ・アリーナ
場所:六本木ヒルズ・アリーナ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ内)
期間:2017年4月21日(金)~4月24日(月) 11:00~20:00 (最終日のみ18:00)
内容:歴代スカイライン全13モデル展示(歴代車両12台+現行車両1台)
歴代スカイライン全13モデルの誕生年代に合わせて、その当時の象徴的な写真とスカイライン、参加者を合成した特製フォトを作成。
*スカイライン スペシャル ラバーストラップの販売:500円
■日産グローバル本社ギャラリー
誕生60周年を記念したスカイライン60th Limited、歴代スカイラインを展示。また、解説パネルでスカイラインの歴史を紹介。
http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/
場所:神奈川県横浜市西区高島1丁目1番1号
期間:3月27日(月)~5月31日(水)「5月8日(月)は休館日」 10:00~20:00
展示:初代ALSI/BLRA-3型、2代目S54型、3代目C10型、4代目C111型、6代目R30型、8代目R 32型
■NISSAN CROSSING
CROSSING CAFEでは歴代スカイラインの中から好きなスカイラインを選んでラテ表面にプリントできる特別マキアートを楽しめる。また、デザイン検討に使用したスケッチ画の展示、スカイラインを紹介するプレゼンテーションを実施。4月22日~4月24日限定で、 クイズラリーも実施する。
http://www.nissan.co.jp/CROSSING/JP/
場所:東京都中央区銀座五丁目8番1号
期間:4月10日(月)~5月31日(水) 10:00~20:00
展示:3代目C10型、4代目C110型
■スカイラインの概要
初代ALSI型、2代目のS50型はプリンス自動車(富士精密)製。3代目のC10型から日産製になったがプリンス製の1.5L・G15型、1.8L・G18型を、2.0LはL20型エンジンを搭載した。4代目の愛のスカイライン(C110型)はモデルライフを通じて月販1万台の販売を誇り、歴代スカイラインの中でもトップセールスを記録している。
11代目のV35型からは、従来の日本専用モデルからグローバルモデルに変貌し、インフィニティG35として北米を中心にヒット作となっている。現在のV37型スカイラインはインフィニティQ50と改称。2014年からはダイムラー製2.0Lターボ・エンジンを搭載したモデルも設定されている。
日産にとってはスカイラインは、今ではグローバル市場を前提にしたインフィニティ・ブランドのプレミアム・セダンという位置付けとなっているが、技術フラッグシップという位置付けは不変であり、スカイラインから独立したブランドとなったGT-Rとともに日産にはきわめて重要なモデルである。