【日産 東モ】デルタウイングカー「ブレイドグライダー 」など2台のコンセプトカー、近日発売予定モデルをラインアップ

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EVスポーツ・コンセプトカー「ブレイドグライダー」。デザインはデルタウイング、ZEOD-RCとそっくり

日産は2013年11月8日、第43回東京モーターショー2013の出展概要を発表した。今回のショーでは、世界初公開となるコンセプトカーを2台出展する。この他、「日産デイズ ルークス」などを含む発売間近の参考出品車や、自動運転機能をはじめとする日産の最新の取り組み、先進安全技術を紹介する。

・ブレイドグライダー (次世代EVコンセプトカー)
コンセプトカーの「ブレイドグライダー」は、グライダーと航空機の三角翼をルーツに生まれた。デザイン的にはル・マン24時間レース用の「ZEOD-RC」によく似ているが、それも当然で日産のモータースポーツイ・ノベーション責任者、ベン・ボウルビーが基本構想したEVスポーツ・コンセプトカーだ。

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航空力学に着目し、幅の狭いフロントトレッドと幅広でより安定性のあるリヤトレッドという三角翼形状によって、路面に吸着するようなダウンフォースを得る一方で極限まで空気抵抗を軽減しつつ、異次元のコーナリング、加速性能と省電費の両立を実現しているという。ボディはカーボン製。ボディサイズは、ボディーサイズは全長4220mm、全幅1000mm(フロント部)、1890mm(リヤ部)、全高1140mmでホイールベースは2800mm。

「グライディングプレジャー」を究極に楽しむために運転席を車体中央に配置し、そのエキサイティングな滑空する感覚を乗員全員で共有できるように、運転席後方左右に後席を配した3シーターレイアウトを採用。

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左右独立制御のインホイールモーターで後輪を駆動する。前後荷重配分は30:70.将来の市販を見据えた日産ブランドとゼロエミッションリーダーシップを牽引するプロトタイプモデル。

なお、モーターショー当日に、もう1台の斬新なコンセプトカーがベールを脱ぐ予定だ。

・新型スカイライン
東京モーターショー前に発表される新型スカイラインがベールを脱ぐ。ベースになっているのはアメリカで8月に発売された「Q50」で、日産の最新技術を満載している。

・デイズ ルークス
「日産デイズ」シリーズとして発表する軽自動車の第2弾モデルで、スーパーハイトワゴンタイプのニューモデルだ。アラウンドビューモニターやワンタッチ・オートスライドドアなど、毎日の運転をサポートする先進利便装備を備える。さらにリヤシーリングファンやロールサンシェードなどで後席の快適性を高めた室内空間を備えている。

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・新型ティアナ
プレミアムセダンとして世界120ヶ国以上で販売されるグローバル戦略車。初代の「モダンリビング」、2代目の「おもてなし」のDNAを継承しつつ、走る愉しさを追求するためにドライビング性能を向上させた3代目のモデルとなる。室内空間は乗る人全員の快適性をサポートし、ティアナのDNAである「おもてなし」を継承。QR25型エンジン、新CVTを採用し走行性能を向上させ、走る楽しさを味わえる余裕のある走りを実現。2013年度中に日本で発売予定。

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・新型エクストレイル
多様なシーンでの走行性能、使い勝手の良いラゲッジとユーティリティ、最強のSUVにふさわしい先進機能と環境性能が特徴のSUV。「セーフティパッケージ」と安全装備のオプションを装着した車両を出展。2013年12月に日本で発売予定。

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・セレナ
国内でのミニバン販売台数No.1を誇る日産のセレナが1ビッグマイナーチェンジ。衝突回避を支援する始め、先進安全装備を充実させた。さらに、スタイリングもフロントからリヤまで一新しています。2013年12月に日本で発売予定。

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・ノート
日産のグローバルコンパクトハッチバックのマイナーチェンジ版。新たに衝突回避を支援する「エマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱警報)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全装備を採用する。2013年12月に日本で発売予定。

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ビッグマイナーチェンジされる「ノート」。運転支援システムを充実

・エルグランド
プレミアムミニバンもビッグマイナーチェンジを行う。エクステリアを大迫力のフロントフェースに大幅に変更。高品質でラグジュアリーなインテリアを装備し、また荷室の拡大も実現している。2014年1月に日本で発売予定。

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・日産リーフ エアロスタイル
EV、日産リーフのスポーティタイプが追加される。2013年12月に日本で発表予定。

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リーフのスポーティモデル「リーフ・エアロスタイル」

・e-NV200
グローバルで販売する日産2車種目のEV(電気自動車)。ベース車である多目的商用バン「NV200」の室内の広さや多用途性と、「日産リーフ」のパワートレインが生み出すEVならではの走りを併せ持つ。2014年度中に日本で発売予定。

・自動運転技術
2020年までに革新的な自動運転技術を複数車種に搭載する予定と発表されている、日産の最新の自動運転技術が紹介される。

 

日産公式サイト

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