日産自動車は2017年5月29日、「セレナ」が平成28年度自動車アセスメン(JNCAP)の衝突安全性能評価で最高評価の「ファイブスター賞」を、また、予防安全性能評価においてJNCAP初の満点で最高評価の「ASV++」を獲得したと発表した。
自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表されるもの。
今回セレナは衝突安全性能評価において、最高の安全評価となる「☆☆☆☆☆(ファイブスター)」を、また予防安全性能評価では、平成28年度から新規導入された「前方歩行者との衝突に対する被害軽減ブレーキの評価」において初の満点を獲得したほか、その他の予防安全装置の評価でも全て満点を獲得し、合計点がJNCAP初の満点を獲得している。
日産は今後、自動運転化技術の要素を幅広い車種に搭載し、ドライバー支援を進めることで、交通事故低減を目指す、としている。